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念願かなって、ようやくHP5509を購入できる環境が整いました。
仔細は奈良岡さんのブログのとおりですが、その音質については、当然我が家においても凄いことになりまして、逐一電話で圧巻の様子をお伝えした次第です。 何よりは、これまでDV9600ZZでのSACDマルチダウンミックスの再生を至上として、ブルーレイオーディオやBD動画再生にはそこまで関心がなかったわけですが、HP5509が届いて以来、SACDそっちのけでBDやHDDばかり見聞きしています。 数は少ないですが、これまで購入したBDオーディオはすべて聞き直しましたし。正月お笑い番組の聞き疲れしない音。はたまた画像まで、まったく退屈しません。 以前のシステムでも満足はしていましたし、自分の環境でこれ以上何を望むべきかと思いつつも、奈良岡さんのブログでの「ン百万のプリを蹴散らす」的な書き込みは頭から離れず、加えてベースは国産ですから、壊れた時の修理も手続的に簡単だろうと自動車みたいなことも考えつつ。 実際出てきた音は、我が家のン百万のプリよりはるか上方へ遷移したものでした。 以前はスピーカーの奥に心地よい風景を展開していたのが、HP5509は、部屋自体がまさにホールとなった、スピーカーが演者となった印象です。 プリ替えただけでこんなに低域出るか?音量と音質、情報すべて揃ったうえで…をはじめとして、奏者個々の楽器の音の質感が向上し。間接音など空気も向上し。 最近はSACDも聞いてます。CDも聞いてます。これまた文句ありません。 2015/01/12(Mon) 10:03:53 [ No.25 ]
"み”様
掲示板書き込みありがとうございます。 自分だけで言うならば、「奈良岡、なに好き勝手言ってるんだ。メーカーの威信をかけた数百万円のプリアンプがAVプロセッサーの2ch再生に後れをとるわけないだろ。」と突っ込みが入ると思います。 しかし”み”様のように自身でその数百万円のプリアンプを所有された方の報告には物凄い説得力があると思います。 私は映像を伴わない2ch再生を否定するつもりはこれっぽっちもありませんが、その一方で物凄く可能性を秘めるA・V再生を否定する人種に対しては大人げなく好戦的になってしまったりします。 オーディオ再生もオーディオ&ビジュアル再生も敵対関係にあるのではなくどちらも仲間だと思います。 クラシックをこよなく愛する”み”様にとっては再生においてCDもSACDもSACDマルチもDVDもブルーレイも皆愛すべくフォーマットのように。 HP5509はこれでお終いですが、この精神は伝えていきたいものです。 掲示板への書き込み、改めてありがとうございます。 2015/01/16(Fri) 21:19:39 [ No.26 ] |
奈良岡さんは、しばしば「音楽的教養」ということを言及されますが、CROSS POINTの音決めはどんなソフトで、あるいは自然音でなさっているのでしょうか?
たとえば、広島のサウンドデンさんだと、自ら録音された演奏でその生音の体験との比較とのことですし、また大阪の逸品館さんは確か音楽では自分の好みが入って正確なモニターができないので、音楽ではなく自然音を基準にしている、とのことでそれぞれに説得力を感じています。 2014/10/21(Tue) 22:23:46 [ No.18 ]
ちなみにサウンドデンや逸品館よりも、Eau Rouge 、CROSS POINTのほうがずっと私の好みにはあっており、音の品位も高いと思っています。ただ圧倒的に高価格でもあり、構造について技術的な詳細も基本的には非公開なので、では何を基準にして音決めをして、何をもって「音楽的教養の深さ」を探っているのか、その点を知りたいと思った次第です。
2014/10/21(Tue) 23:48:48 [ No.19 ]
ご質問ありがとうございます。
短文で返せるご質問ではないと思います。 ただ私のブログを読まれてる方でしたらご理解いただけてるのではないかと思っています。 それで十分ではないでしょうか。 数万円や十数万円の聴きやすいバランスのとれたオーディオ製品に「音作りが上手い」と言うような形で使う言葉ではない事は確かです。 ノイズと情報を分けて聞き分け作られる高いレベルの音です。 音場感は出ても音像感がしっかり出ない。 音像にボリューム感は出てもギュッと詰まった塊感が出ない。 ここで表現される音場感は音像のボリューム感は情報でなくノイズなのでそう感じるわけです。 音場感豊か 音像にしっかりとしたボリューム感がある しかしその一方で背景が静かで陰影が出る、音にしっかりとした密度感がある。 そのような音。 分かりやすく言うなら色濃いHiFi調の音だと思っています。 HiFiと言う言葉は「とらえどころがない」と言う意味でネガティブなイメージで使われる事が多いと思います。 しかし色濃いHiFiなサウンドは、多くの好みを持つ多種多様な方々を納得させる事が出来る音だと思います。 低ノイズ、高情報量 結局はオーディオ的特性を追求した音が「音楽的教養」のある音だと思っています。 そのようなわけで、ノイズと情報を聴き分けたうえで音楽を聴きますから、特別これと言って音決めディスクはありません。 その日の気分で違います。 念をいれて複数のジャンルでチェックする程度です。 2014/10/29(Wed) 23:57:39 [ No.20 ]
奈良岡様
面倒な質問に向き合ってお応えいただいて、ありがとうございました。 音決めには特定のディスクは使わず、その時々に応じて自分の耳と感性とを頼りに「ノイズと情報を聞き分けること」、それが奈良岡さんの流儀と聞いて、これはこれでなるほど”奈良岡さんらしさ”というものを感じて納得できました。 また、しばしば言及されていた「音楽的教養」というのは、 >結局はオーディオ的特性を追求した音が「音楽的教養」のある音・・・・という意味だったということで、これもお伺いしてみれば、ある意味"なるほど"でした。 これまで、奈良岡さんのブログでは食べ物や車のことに比べて、あまり音楽自体の話しはされていない印象だったので、奈良岡さんがオーディオを語る時に「音楽的教養」ということを、どのような意味でおっしゃっているのか謎であり興味がありました。 そして、私にとっては、「音楽教養というのがオーディオ的特性の追求の果てにある」という考え方は全く想定外だったので、人の考え方は本当に人それぞれで面白いものだなと思いました。 私自身は音楽的教養は全然なくて、これは別に謙遜でも卑下でもなく、音楽的教養はあったにこしたことはないけど、まあなくても音楽もオーディオも楽しめるので、まあいいかと思っていました。 ただ、段々年をとるにつれ「音楽的教養」というものも気になってきだしたのです。 また音楽的教養はなくても、教養というものについては時々考えることはあり、私なりの教養のイメージというと、まず「一定の知識・情報をもっていること」、そして次に「その知識の本質はなんなのかを探求する姿勢があること」、さらに「そうして得た自己の知見を相対化していく精神の柔軟性を持っていること」かなと思っています。 そういう意味で、私がこういうのが「音楽的教養」というんだろうなと思ったのがオーディオ関連のネットサーフィンをしていて偶然目にした下記のサイトの文章でした。 http://www.ne.jp/asahi/solanon/non/audio/audio5.html http://www.ne.jp/asahi/solanon/non/audio/audio4.html この方の「クラッシック音楽を聴く場合、知と感受性が深く絡んできます。知が優先すると、どうしても聴くということに暴力が伴ってくるのです。」という"知と感受性と音楽とをめぐる認識" は私の思いの及ばなかったことで、しかし非常に説得力のある指摘でもあり、実におもしろく、この方の深い教養を感じたのです。 すみません、つまらない私見まで書き込んでしまいました。せっかく奈良岡さんがお答えくださったので、返礼のつもりでしたが、些か場違いになったことお許しください。 2014/11/02(Sun) 22:44:41 [ No.21 ]
ラジカセでも音がわかる。
言いたい事はよくわかります。 演奏家でオーディオをやられてる方々は意外と少ないらしく、多くがラジカセのようです。 そして彼らの一部はある部分では我々よりも理解力があるのでしょうね。 それは自身の経験で聴こえていない部分を補えるからでしょう。 しかし聴こえていない音を補えない人間に「ラジカセで理解しろ」と言うのは実に乱暴です。 それどころか補えてる方々は、大切な音色が再生されていない事に疎くなり、結局はその方々が出す音は多くの方が共感できる音ではなくなります。 「演奏家やラジカセで音楽が理解できる方々は、圧縮された音を元のデータに戻せるアルゴリズムが過去の経験から脳に蓄積されている。しかし多くの方は非圧縮でなければ元の音を理解できない。」 と言うのが私のラジカセ否定論です(自己完結でラジカセを聴くのなら問題ないですが)。 私の場合 多くの方々が共有できる音=音楽的教養のある音=物凄く濃いHiFiな音=オーディオ的特性を追求した音 と定義づけています。 オーディオ的特性を追求した音は原音追求につながっていくかもしれません。 しかし今の自分は原音追求をしてるわけではありません。 昔自分は「原音再生」なんて言葉を簡単に口にしましたが、今は恥ずかしいものと思っています。 別に「原音再生」を恥ずかしいと思っているのではなく、その重みを理解せずに簡単に発していた事です。 オーディオ的には原音再生=写実的再生と言う事になるでしょうか? しかし写真ですらカメラメーカー、フィルムメーカーによって画像が違ってきます。 写真と言うものがありながら「写実画」と言うものがあります。 これに何を感じるかです。 何も感じぬままに「原音再生」と言っていたから恥ずかしいわけですが。 そこには何があるか? その画像を作り出したメーカー、設計者、画家の思考があるわけです。 漠然と景色を見ただけでは何も感じない、分からない景色 しかし「思考」というフィルターを通したときに生まれる「写真」や「絵」を見たことで直接景色を見た以上の理解力が生まれる事があります。 例えば私はライカが作り出す映像が好きですが、ライカによって優れた構図で撮られた写真は、肉眼でその景色を見るよりも深い感動を与えてくれる事がよくあります。 そこには間違いなくライカの、撮影した方の「理解」というフィルターが入っているからです。 同時にそのフィルターを通した写真が見た側に理解を与えるのは高いレベルで映像的物理特性を満たしているからでしょう。 レベルが高くなればなるほどに映像を決定づける各パラメーターの幅は狭くなります。 しかしその狭いパラメーターの中で自身が持つ思考を相手にうったえる。 音楽的教養とは何をやっても許されるものではなく、製作者側の立場でも物凄く窮屈なものだと思います。 ただ、聴く側にとっては実に音楽に入り込みやすい音だと思います。 2014/11/04(Tue) 10:59:15 [ No.22 ]
真摯にありがとうございます。
>撮影した方の「理解」というフィルターが入っているからです。 ここにおいて、私の思っていたことと、奈良岡さんの仰ることの交差点があったように思います。 独自性に満ちていながら客観性あるいは普遍性が担保されている、そういった深い理解、そういう理解が大切であり、それが「教養」(何度もしつこく使っていると何だか嫌な言葉ですが・・・)ではないかと思います。 ちなみに、私が引用させていただいたURLのホームページの筆者氏は「ラジカセで音楽を楽しんでいるひとは、オーディオに狂っている人よりも音楽を深く理解している」なんていうのはばかげた偏見で、そんなことは音楽の理解とは特に関係ないと仰っているだけだと思います。 2014/11/05(Wed) 01:22:34 [ No.23 ]
すみません、もうひとつ付け加えると
>狭いパラメーターの中で自身が持つ思考を相手にうったえる。 このことも、切れ味するどく大変に興味深いことでした。 2014/11/05(Wed) 01:31:29 [ No.24 ] |
MODEL150のインプレ。
150は昔、クライマックスツイン(LINN)と聞き比べて導入したのですが、 モノラルアンプという事で音が左右に大きく広がり、力づよく鳴る感じでした。 値段の割に凝った作りでしたが、何か変な形状だな・・・という感じで、いつも複雑な目で見ていました。 奥行きが長いだけで、ラックに収まりも良かったのですが、ゴム足がカーボンとは相性が良くないのか、 フンずまった音に聞こえたので、足交換をあれこれとずーとしていました。 それからクラッセの2100に買い替えたのですが、左右の広がりが、少し無くなった以外はバランス良く鳴らせました。 数年後、MODEL150がおお化けしたので聞いて欲しいとの事で借りて見たのですが、確かに数ランクはアップしていました。 前の時の野暮たっさは消え、パワーまかせの所から、しっかりした制御感が自然に感じられ、足交換必要なしでバランス良く鳴らせました。 どうも、ゴム足とカーボンの相性云々は別問題だったようです。 新生MODEL150は、クラッセ2100を追い出して、また、帰り咲きました。 2014/06/18(Wed) 19:46:29 [ No.15 ]
ご感想ありがとうございます
MODEL150はEN処理をした中で急に私の中での評価が高まった製品です。 私が高く評価するAYRE VX-R(ノーマル)もEN処理他多くのモデファイを施したMODEL150には及びません。 オーディオ的に突出したパフォーマンスをもちながら、音楽的にも聴かせどころのうまい突出したものをもっているからです。 卵さんが電話で「これを聴いてしまうとCA2100のフルモデファイ仕様が薄く感じてしまう。」とおっしゃっていました。 カーボン天板、一体成型のカーボンスパイク、銀リッツ構造のライン入力にスピーカー出力+銀無垢SP端子・・・ やりつくしたCA2100を薄く感じさせてしまうのはこの製品の凄さです。 何より凄いのは、CA2100がレンジ・空間表現も狭く感じる中でそのように感じさせてしまうところでしょう。 このMODEL150、納まるべきところに納まり幸せだと思います。 大切にしてあげてください。 2014/06/26(Thu) 13:50:44 [ No.17 ] |
はい、それではXP SP Flareから感想を書かせてもらいます。
前のDOLPHIN SP MILLENIUMは情報量、バランス、表現力など 他のケーブルが話にならない程のレベルで完成度は抜群でした。 傾向は中庸という感じで、どんな音楽もバランス良く鳴らしますので、そのうちケーブルの存在感は薄れて装置に溶け込みます。過去、個性的なケーブルは癖として、音楽に付随して聞こえていましたが、このケーブルは癖が見えずに透明的な存在で した。あえていえば、何か温泉的な温度が感じられる温かさが わずかに感じられるような雰囲気がありました。 さて、XP SP Flareですが、熱い温泉です。 音楽の表現力の熱い部分がビシバシ聞こえます。 DOLPHIN SP MILLENIUMが目を覚ました様な感じで、いらない贅肉をそぎ落した様に身軽に音楽を表現します。辛口系の表現が、時にはきついですが、疲れる事はありません。 音先がするどく感じます。高域が伸びたと感じられるかもしれません。 真剣に音楽を聴きたいなら、これで決まりというケーブルでした。 2014/06/16(Mon) 21:02:52 [ No.14 ]
ご感想ありがとうございます。
表現の中には世間的にはネガティブな要素にとられる部分もあるかもしれませんが。 それは正直私的には意外でした。 ただ、オーディオとは相対論もありますから。 ポイントを押さえる、温度感の高い熱気のある音は私も同じく感じます。 辛口系かと言われると、悩んでしまいます。 ノイズ感がものすごく少なく、骨太で濃厚でほっこりした音のようには思いますが。 これはほぼ同時に交換したMODEL150の音も影響してるかも知れませんね。 2014/06/26(Thu) 13:38:11 [ No.16 ] |
ちょと内緒の品との事で、お借りしました。
非常に小さい物がたくさん・・・。とりあえず電源ケーブルに2個だけ装着してみた所、1音々の質が鮮明になり、音のたたずまいが、深く濃くが出る感じです。 残りも装着した所、音楽の気配がずいぶんと感じられる様になりました。 かゆい所に手が届く感じで、音と音の間のつながりがスムーズになる感じです。 この製品の使い道は多種多様に使えそうなので、つぼにはまれば大きな向上が期待できそうです。 2014/06/05(Thu) 12:57:25 [ No.12 ]
内緒の品のコメントわざわざありがとうございます。
それは今後の新製品の開発にしていこうと思いますが、今は内緒でお願いします。 代わりにもしよろしければ 最近導入いただきましたサラウンドプロセッサーHP5509 同時に購入いただきましたENテクノロジー等最近のDOLPHINの技術をふんだんに導入したRED ROSE MODEL150 DOLPHIN SP MILLENIUMから買い替えていただきましたCROSS POINTの最新リファレンススピーカーケーブルXP SP Flare 他のお客様の為にもし可能でしたらご感想お待ちしております。 2014/06/15(Sun) 01:34:51 [ No.13 ] |